多肉植物とはWhat's Succulents?
多肉植物は大きく「夏型」「冬型」「春秋型」に分けられます。それぞれ盛んに生育する季節、ゆるやかに生育する季節、休眠する季節が異なります。多肉植物を購入する際は、その個体の名前、属名などが明記されている名札は保管しておきましょう。
01夏型の多肉植物の育て方
代表的な属:アロエ、アガベ、パキポディウム、サボテン科
- 水やり
夏型の多肉植物は乾燥に非常に強いという特徴を持っています。冬は休眠状態に入り、水分の吸収力が低下するため、できるだけ水やりを控えてください。春・秋は表面が完全に乾いてから2~3日後に水やりを繰り返していきましょう。夏場は週に1~2回程度で大丈夫です。
- 置き場所
基本的には日当たりのよい場所に置いておくのがベストですが、真夏の日差しは強すぎるので、日の高い時間帯は直射日光に当たらない場所においてください。冬場は常に日当たりのよい場所に置いておくことを心がけましょう。
- 肥料
5~9月半ば頃に与えるのがベストです。
02冬型の多肉植物の育て方
代表的な属:アエオニウム、リトープス、コノフィツム
- 水やり
冬型の多肉植物への水やりは、春と秋を中心に行ってください。真夏は月に2~3回程度、水を与えてください。冬の水やりは、月に3~4回を目安に行ってください。
- 置き場所
基本的に日の当たらない場所に置くようにしてください。また、冬型の多肉植物は高温多湿を嫌いますので、梅雨の時期などは日差しを避けつつ、風通しの良い場所に置くように心がけましょう。
- 肥料
3月~5月と秋頃に与えるのがベストです。
03春秋型の多肉植物の育て方
代表的な属:エケベリア、セダム、クラックス、ハオルチア
- 水やり
春と秋の生育期には土の表面が乾いたタイミングを目安にたっぷりと水を与えてください。冬は1ヶ月に1~2回、夏は1ヶ月に3~4回を目安に水やりを行ってください。
- 置き場所
生育期の春と秋は風通しの良い日なたに置くようにしてください。夏は風通しの良い半日陰、冬は日当たりのいい室内での管理を行ってください。
- 肥料
4月~6月と9月~11月に与えるのがベストです。